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イオンの店頭商品測定結果を受け、イオンリテール株式会社 近畿・北陸カンパニーを再訪問しましたので、以下、ご報告します。

【イオン訪問報告】

4/25(金) 10時~
イオンからは3名様(総務部 お客さまサービスグループ 食品衛生指導顧問様、客さまサービスグループ マネージャー様、お客さま相談担当・CS担当様)にご対応いただき、当会からは畑・城・田村が参加しました。



① 提出資料説明  (各リンクをご参照下さい。)

1.イオン販売商品の測定について

  商品写真・測定結果・高槻市民測定所パンフレット  ブログ記事→http://kansaisyokutaku.blog.fc2.com/blog-entry-44.html

2.諸外国の輸入規制(26年4月1日現在)  http://www.maff.go.jp/j/export/e_info/pdf/kisei_all_140401.pdf

3.西日本新聞母乳セシウムニュース記事「6都県、母乳から放射性物質 国調査より広範囲に 原発事故後半年」   http://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_sougou/article/77531

 「母乳の放射能汚染検査結果・居住県別データ」(残念なことにリンクが切れてます)

4.急性白血病治療数手術数ランキング(DPC統計データより)  http://www.senmon-i.com/dpc/130010.html?ken_no=0&target=1
  国立循環器病研究センター治療数手術数(DPC統計データより)  http://www.senmon-i.com/detail/2703980_9.html

5.牛肉、れんこんについてのセシウム検出リスト
   牛肉→「放射能検出データまとめhttp://chemibo.jp/haniwa_blog/%E7%89%9B%E8%82%89/

6.農産物産地偽装ニュース記事  http://www.daily-tohoku.co.jp/news/shakai/20140420/2014042001001570.html

7.食品と暮らしの安全基金 第4回ウクライナ調査報告(下) http://tabemono.info/report/image/file/ukraina4-3.pdf



まず、イオン商品の測定結果について説明しました。牛肉・レンコン等、汚染リスクの高い品目を重点的に、検出限界値を1ベクレル程度まで下げて検査していただきたい旨を、改めて強調しました。


又、母乳やおむつからのセシウム検出は食べ物からの内部被曝が原因と考えられることから、最も弱い立場の乳児を被曝から守る為には、スーパーの商品が汚染されていないことが重要であることも強調しました。


全国的に白血病が増えていること、大阪に於いても循環器の疾病が増えていることを報告し、食物からの内部被曝を抑えなければ、全国的に、多数の疾病を招くことをお話ししました。


その為には、スーパーで販売される商品を精密に測定し数値を表示すること、また産地を細かく表示し偽装の徹底監視を行っていただくよう、再度お願いしました。



② 交渉内容の要約

【イオンの担当者様のお言葉】

「放射性物質ゼロを目指すことを目標として掲げているが、法的には国の放射性物質基準値=安全 であると考えています。また、顧客の安心については、個々のレベルが大きく違うと思います。


よって、検出限界値 1ベクレル/㎏ レベルを目指すよりも、より多くの品を検査する方が良いと考えています。」


「会社としてできること、できないことがあるということはご理解いただきたいのです。」



【当会より】

「私たちは、安心(心情的なもの)を求めているのではありません。 私たちが求めているのは、安全(客観的な事実としての安全)なのです。


自分達で勉強した結果、国の政策に従うことが安全であるとは考えていません。


是非イオン様にも更に勉強していただき、安全な食品を提供する努力をしたいただきたいと思います。」



以上、イオン様との第2回面談内容についてのご報告とさせていただきます。

                                        (報告者 田村)

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イオンは、震災後早期に自主検査を実施し、「放射性物質ゼロを目標に検査体制を強化します」と高らかに宣言されておりました。

それにもかかわらず、多くの消費者は、イオンの放射能対策を支持することができないでいるのではないでしょうか。

その原因の一つは、セシウム各5~10Bq/kg程度というイオンの自主測定の検出限界値の高さにあります。
これでは放射能汚染された食品が、検出限界値以下ということで検査をすり抜けて店頭に並んでしまいます。

せっかく高価なゲルマニウム半導体検出器による検査を実施しながら、安全にも安心にも結びついていないのは、とても残念です。
 
 そこで、当会では、イオンに検査体制の改善を図ってもらうべく、イオンで売られている食品を購入し、高槻市民測定所にて検査を実施しました。

高槻市民測定所の検査体制は、以下のとおりです。

測定機器 iFKR-ZIP
測定時間(秒) 36000sec
定量限界1Bq/Kg


それでは、検査結果を紹介します。


【茨城県産レンコン】

購入日: 2月16日
購入店: イオン大日店
測定日: 2月18日
解析結果: Cs全体 14・4Bq/Kg±0・3(定量限界1Bq/Kg)
(内訳:Cs134 4・7Bq/Kg±0・3,Cs137 9・7Bq/Kg±0・3)
評価: 明瞭です


クリック☞放射能測定結果

この検査結果からイオンの自主検査の問題点がいくつか浮かび上がってきました。

1)リスクの高い食品が測定されていないこと
 茨城県産レンコンは、行政の測定でもセシウムが多数検出されています。(厚生労働省「食品中の放射性物質検査データ」)http://www.radioactivity-db.info/

 それにも拘わらず、レンコンの測定実績は、イオンのHP公開検査リストに於いて下記1件しか見当たりません。
検査結果確認日商品名産地 セシウム134     検出下限値セシウム137 検出下限値 
2014/02/11れんこん茨城県検出せず 5.0 検出せず5.4

http://www.aeon.jp/information/radioactivity/results.html

 イオンは汚染のリスクの低い西日本の農作物を数多く検査しています。検査対象品目が合理性に欠けると言わざるを得ません。

2)検出限界値が高いこと
 イオンの検出限界値はセシウム各5~10Bq/kg程度というものです。上記レンコンの検査でも、汚染されたレンコンが不検出として検査をすり抜けているおそれが高いです。

ゲルマニウム半導体検出器による検査では、測定時間に1時間程度かければ検出限界値1ベクレル/kg程度の精度を確保できるということです。

検出限界値を高くすればあれもこれも不検出になりますが、それでは検査の意味がありません。検査対象食品を汚染のリスクの高いものに絞ることにより測定時間を確保すれば、検出限界値1ベクレル/kgの厳密な検査が可能になります。

 また、イオン久御山店では徳島産レンコンのみが売られていましたのに、同じ日に大日店には茨城産レンコンのみが売られていました。地域にかかわらず安全な商品を置いていただきたいと思います。

【トップバリュ 福島県産コシヒカリ ランチパック】

製造者: 株式会社ケーブルマーク(新潟県魚沼)
購入日: 2月16日
購入店: イオン久御山店
測定日: 2月19日
解析結果:定量限界以下 (定量限界 1Bq/Kg)
評価: Cs134、137どちらも不検出でした。


クリック☞放射能測定結果

話題の商品です。
正直、不検出という検査結果が意外でしたので、検出されない理由を知りたくて、詳細をイオンお客様サービスセンターに問い合わせました。

(質問)汚染の低い地域のお米に限定しているのか?
→(回答)福島県内の米で地域は限定していない。

(質問)測定機器は?検出限界値は?どの段階で検査しているのか?
→(回答)イオンがゲルマニウム半導体検出器で独自に測定している。この商品の検出限界値は、セシウム134が6・5Bq/Kg、セシウム137が7・3Bq/Kg、ヨウ素が4・9Bq/Kg。
玄米の段階で測定している。
イオンの独自基準は50Bq/Kgではあるが、検出されたものは使わないことにしている。現状、ランチパックの玄米で検出されたものはない、とのことでした。


福島市民測定所の福島産コシヒカリの測定によると、玄米→ご飯で10分の1近くになるようです。
http://crms-fukushima.blogspot.jp/2013/01/cs.html?m=0

同、お米測定プロジェクトhttp://crms-fukushima.blogspot.jp/p/blog-page_2.html?m=0

数値のばらつきが大きいですが、イオンの検出限界値では玄米の状態でも不検出もあり得ると思います。そして玄米→精米→ご飯 という段階を経るごとに数値が下がり、ご飯になると不検出になることもあるのだと思います。

検出限界値を1Bq/Kg程度に引き下げ、検査サンプル数を増やし、検査結果を表示すれば、購入するという選択も充分あると考えます。

汚染がないにもかかわらず購入を避けるという本当の意味での風評被害を払拭するには、厳密な測定と表示以外にないと確信しました。

当会が風評被害払拭のためにも厳密な測定とベクレル表示を要望している所以です。

【国産和牛 かたばら焼き肉用】
購入日: 2月16日
購入店: イオン久御山店
測定日: 2月17日
解析結果:定量限界以下 (定量限界 1Bq/Kg)
評価: Cs137のみ検出 Cs134はND(不検出)でした


クリック☞放射能測定結果

個体識別番号で調べた成育歴は以下のとおりです(一部伏字)。

これも定量限界以下というのは意外でした。飼料に相当注意されたのではないかと想像します。

個体識別番号 出生の年月日雌雄の別母牛の個体識別番号 種別(品種 )
1380167***H 23.09.02去勢 (雄)0111055***黒毛和種

飼養県異動内容 異動年月日飼養施設所在地氏名または名称
1福島県出生  H 23.09.02いわき市***
2福島県転出 H 24.05.09 いわき市***
3福島県搬入 H 24.05.09本宮市福島県家畜市場
4福島県取引H 24.05.09本宮市福島県家畜市場飼養管理情報へ
5茨城県転入H 24.05.09常陸大宮市 ***
6茨城県転出H 26.01.27 常陸大宮市***飼養管理情報へ
7茨城県搬入 H 26.01.27 東茨城郡茨城町(株)茨城県中央食肉公社
8茨城県と畜H 26.01.27東茨城郡茨城町(株)茨城県中央食肉公社

 
定量限界以下(定量限界 1Bq/Kg)なのに、国産和牛という表示では避けてしまう、個体識別番号で成育歴を調べるとなおさら避けてしまうのではないでしょうか。
「検査済み 放射性物質に対する検査を実施しています」との掲示がありますが、行政の検査は概ね検出限界値25Bq/Kgです。

せっかく飼料に注意してほぼ不検出と言ってよい程度にまで汚染を軽減しながらこのような表示では、購入するという判断ができません。

厳密な測定と測定結果の表示をすることこそが生産者の努力に報いることになるという思いを強くしました。

【トップバリュ 国産中粒納豆】
購入日: 2月16日
購入店: イオン大日店
賞味期限:2014.2.24
製造工場:あずま食品(株)三重工場(記号A693)・・・A348の場合は栃木工場
測定日: 2月18日
解析結果:定量限界以下 (定量限界 1Bq/Kg)


クリック☞放射能測定結果

イオンお客様サービスセンター に問い合わせた結果は以下のとおりです。

国産大豆使用。地域の特定はできない。ロットによって異なる。
当製品は、H25年度産大豆使用。
原料大豆&製品のイオン自主検査はしていない。メーカーが原料検査をしているが概要は分からない。


大豆は高濃度のセシウムが検出されている事例が多数あります。産地が限定されていない以上、上記の測定結果をもってすべての同商品が安全と判断するのはリスクがあるのではないかと考えます。

【北海道産 なめたかれい】
購入日: 2月16日
購入店: イオン大日店
測定日: 2月17日
解析結果: 定量限界以下 (定量限界 1Bq/Kg)
評価:相当する位置にピークはあるのですが、天然核種の重なっている部分もあり、トータルでは定量限界以下でした。

 
クリック☞放射能測定結果

【日清ペットフード JPスタイル ドッグフード (主原料国産にこだわり国内で作りました)】
購入日: 2月16日
購入店: イオン久御山店
測定日: 2月19日
解析結果: 定量限界以下 (定量限界 1Bq/Kg)
評価:Cs134,Cs137に相当するピークはありますが、定量限界以下でした。

 
クリック☞放射能測定結果


 日清ペットフードお客様センターに問い合わせた結果は以下のとおりです。

原材料:原材料は小麦、脱脂大豆、チキンミール。国産ということで産地は限定していない。
製造工場:神奈川県鶴見工場、水道水利用。
測定について:自主検査している。すべての商品を全ロット測定。製品の段階で測定。
ベクレルモニター(Nalシンチレーション LB200)にて検出限界値セシウム合算50Bq/Kg、測定時間30分にて測定、数値が出たものをゲルマニウム半導体検出器(キャンベラ社 GC2518)にて精密検査、検出限界値はセシウム合算20Bq/Kg測定時間は15分~20分。
独自基準:国の基準より低い基準を設けているが風評被害を生む、同業他社に影響するので一切公表していない、ということです。


 みなさんは、どのように評価されますか?


イオンの回答文面(下記にPDFファイルにて添付しております)が少々分かりにくい為、まずは趣旨を整理します。


(回答のまとめ)
前提
◎資料・情報の精査未実施の上での回答。
◎全国の消費者に安全な食品を提供する使命がある。
◎今後も情報交換をしたい。


① 測定とベクレル表示について 
A.測定~検査体制は現状維持
→コストは消費者負担となるが、検査の精密化は技術的には可能であり、国の基準値ではなく独自基準に合格しない商品の排除は可能。しかし、それは行わない。なぜなら、事故前の日本の状態を取り戻す為の努力に対して投資する社会的責務(東北の生産者を含む全ての国民が震災前の生活に戻ることができるよう支援する使命)があるから。
B.ベクレル表示~個別商品への表示は実施しない。検査結果の公開は現状維持、個別にTEL確認可能。      →表示することにより、商品の鮮度リスクが増大する為。

② メーカーへの要請について
メーカーの判断及び消費者の判断に任せる。

③ 偽装等について 
当社による検査やチェック体制の強化だけでは、恣意的な偽装行為等を防ぐことは困難。      以上


イオンHPにある通り、イオンでは、顧客の要望に応え、早期より検査体制を整備し数多くの検体を検査してきました。
また、産地表示については、水産物の水域図を店頭に掲示し表示するなど、細やかな対応をしています。
そして、イオンは、国の基準値について安全であるとは考えておられません。
そのような他ではなかなか見られない努力については評価していますが、設備や人員の整っている検査専門のグループ会社がゲルマニウム半導体検出器を用いて検査しているにも係わらず、検出限界値はセシウム各5~10Bq/㎏程度の精度の低い検査となっています。
にもかかわらず、「イオンで販売される全ての商品がゼロベクレルであるかのようなポスター」を店頭に貼りだし、顧客の誤認を招いています。
この点には大いに問題を感じている為、面談にてお話ししましたが、その場では特に反論はありませんでした。
回答文書にて合点がいきました。要するに「日本の食料生産・流通体制を平常時に戻す為、放射性物質がある程度含まれていても気にせず過ごしましょう。」というメッセージだと思います。

以上、今回の要望事項については対応が見られませんが、「資料・情報の精査未実施の上での回答」「今後も情報交換をしたい」ということですので、今後も当会からの働きかけができるよう努めたいと思います。
                                                      

                                            ( 田村 文子 )

 
イオンの回答書☞<「貴団体よりのご要望に対するご回答」>



*訪問日 2013年10月23日(水)
*訪問者 畑・メンバーT・メンバーJ・メンバーY

イオンからは、お客様サービスグループマネージャー(責任者)、食品衛生担当、食品衛生指導顧問の方3名で対応してくださいました。
また、お客様相談担当の女性社員の方が書記をされていました。

まず、畑がご挨拶と会の紹介をして、その後、Tさんがイオンの放射能汚染対策の下調べを踏まえて、問題点を指摘しました。
食品衛生指導顧問の方がバッググラウンドもあるので測定精度にも限界があるとかおっしゃっていましたが、実例、資料を提示してのTさんの話に、途中からは頷きながら耳を傾けておられました。Tさん、口調はあくまで丁寧に、中身はビシッと抑えるところを抑えての話で説得力がありとてもよかったと思います。また、常総生協の尿検査の記事と消費者動向についてのお話をしました。

畑が要望事項の説明をした後、Jさんが母親として買い物でこうこう困っているという話をしてくれました。このお買い物の話はとっても大事だと思っています。私たちは机上の空論を言っているのではないというのがとてもよく伝わりますから。
Yさんのお話もイオンの方は真剣に耳を傾けておられました。

イオンへの話は、検出下限値が高いことと、ゼロベクレルと誤解させるような情報提供に問題があることの二点が主となりました。

以上、報告いたします。


【報告者・畑】

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